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MR認定試験のお話

MR認定資格は製薬業界が独自に制定した業界の認定資格です。その資格を取得するために1年に1度、12月に行われるのがMR認定試験で、1997年から「公益財団法人MR認定センター」が実施しています。2015年12月に第22回試験が行われ、それまでの平均合格率は80%となっています。但し近年は合格率が低下しており、直近の第22回試験では73%でした。
受検資格
MR認定試験を受けるためには、300時間におよぶ基礎教育を受講して修了認定を受ける必要があります。かつてはこの基礎教育は、製薬メーカーの社員か、製薬メーカーからMR業務を受託するCSO(Contract Sales Organization)の社員しか受講できませんでした。ところが2009年度からは、製薬メーカーやCSOに所属していない人でも、MR認定センターが認定した教育研修施設で受講できることになりました。

試験科目
試験科目は「医薬品情報」「疾病と治療」「医薬概論」の3科目で、科目ごとに合否が判定されます。MR認定資格を取得するには3科目全て合格する必要があります。但し、不合格の科目があった場合でも次回は不合格の科目だけ合格すれば足ります。医師と歯科医師および薬剤師は、「医薬品情報」と「疾病と治療」の受験が免除されます。

資格の維持
いったんMR認定試験に合格して資格を取得すると5年毎に更新が必要となります。更新には「継続教育」という教育を受けなければなりません。但しこの継続教育は製薬メーカーかCSOで所属する社員を対象に行われるため、製薬メーカーかCSOに所属していないと継続教育を受けることができません。ただ、これらの会社を退職した人にも救済制度があり、MR認定センターが実施する通信教育スタイルの補完教育を受講して修了認定がされれば資格を更新することが可能です。